乳幼児期の運動が与える影響

毎日の生活で、皆さん必ず運動はしています。
座っていても筋肉は使っていますし、呼吸だって立派な運動です。

赤ちゃんを見ていると、泣く時も、笑った時も全身が動いています。赤ちゃんの行動は、ほぼ全てが全身運動です。実はこの全身運動が、脳の発達にもとても重要なのです。

乳幼児期の運動が与える影響

そもそも運動は、脳からの電気信号による指示で行なわれています。こうしたいと感じた事の指示がきちんと伝わり、伝わったことを現実にする(体を動かす)という行為を繰り返す事で、体の使い方や感情のコントロールができるようになり、自分らしい表現ができるようになります。
赤ちゃんの全身運動は、この信号を送るシナプスを強化することになるのです。

ところが、最近の便利な赤ちゃんグッズの中には、この全身運動の妨げになっているものが多く存在しています。全身運動ができないばかりか、無理な体性で固定されてしまうものもあります。そうしたものを多く頻繁に使っていると、一生涯必要な姿勢を保ったり、バランスを取るといった機能が未発達になることもあります。そうなると、座っているなどの同じ姿勢が保てず集中力にかけたり、運動が苦手で怪我をしやすくなるなど、後に発達する能力にも影響を与えてしまいます。

将来、病気や怪我をあまりしない、自分の個性を発揮できる子供に育って欲しければ、乳幼児期に泣いて笑って、時には怪我もしながらも全身を動かす機会を、日々与えてあげることが大切でしょう。